表面処理について

表面処理のご依頼

素材や用途によって機械加工やプレス加工などで製造された製品は、研磨(電解・化学)や塗装・メッキと言った表面処理が必要になる場合もあります。


しかし、製造と表面処理で外注先を一貫体制にすると、各種手配や管理などにかかる手間を省くことができます。岐阜精器工業では発注いただいた金属加工部品であれば、製品完成後の各種表面処理まで対応可能です。発注~納品までの一貫体制でコストカットのお手伝いが可能ですので、お気軽にお問合せください。

対応可能表面処理

種類ハードクロムメッキ、クロムメッキ(白)/(白)あげ、クロメート、ニッケルメッキ、無電解ニッケルメッキ、ユニクロメッキ(白)(青)(黒)、黒染め硬質アルマイト、アルマイト、アルマイト(白)(黒)、ヘアラインア、ヤメロレット、平目ロレット、タフトライト、イソナイト、高周波焼入れ、焼入れ・焼き戻し、ブラスト

加工事例

表面処理の種類

電解研磨

仕上げ研磨の前工程で利用される電解研磨とは、金属製品の表面を光沢化・平滑化することを目的にした研磨の一種で、特殊な電解溶液に製品を漬け込みこれを陽極とし、同じ溶液中にある陰極との間に電流を流すことで生ずる溶解反応を利用した研磨です。また、仕上げ研磨の前に電解すると研磨しやすくなるとともに電解研磨しない場合より綺麗に仕上がるというこてで利用されています。

塗装(通常塗装 紛体 電着塗装に対応します)

塗装加工とは、材料の表面に塗料を塗り乾燥させることで色を付ける表面加工処理です。また、塗装は色を加えることだけでなく、材質表面を被膜で覆うことによって錆びをある程度防ぐことができます。塗装に関しても、従来の「通常塗装」だけでなく、「紛体塗装」や、より強力な塗装被膜を必要とする「電着塗装」などの表面処理もお任せください。

メッキ

メッキ加工は製品の酸化やキズからの保護、質感と光沢の向上を図るために、製品表面に薄い膜で覆う加工法です。メッキの工法は電気メッキ・無電解メッキ・溶融亜鉛メッキなど様ざまな方法があり、素材や用途に合わせて加工されます。メッキ処理の目的としては、以下になります。


①耐食性をつける
②熱特性を持たせる
③電気特性を持たせる
④摩耗性を持たせる
⑤装飾の目的


アルマイト

アルマイト(Alumite)とはアルミニウム(Aluminum)に電気処理をして人工的に酸化被膜を作る表面処理のことです。酸化被膜とは金属の表面を覆っている薄い膜のことです。この膜が張られることで金属が錆びるのを防ぐことができます。人工的にとありますが、酸化被膜はもともと金属が空気に触れることで自然に作られます。ただ自然の膜は非常に薄く、水に濡れたり湿気の多い環境下にあるとすぐに剥がれて錆びてしまいます。そのため、アルマイト処理によって人工的に強い酸化被膜を作ることで、より錆びにくい膜を張ることができます。アルマイト処理はメッキ処理と同様に液体が入った水槽に浸すことで行われます。ちなみに、メッキはいろいろな金属にほどこすことが可能ですが、アルマイトはアルミニウムのみに行われます。

アルマイトの特徴

①耐食性が高くなる
②硬度が高くなる
③絶縁性を付与する
④着色して綺麗に見せることができる


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