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レアメタルの基礎知識

投稿日時:2022/03/25 14:40


用途が多岐に渡る、現代社会では非常に重要な元素
レアメタルは、それぞれの元素によって、耐食性、耐熱性、強磁性、超伝導などの特性を持つことから、材料の耐食性を強めたり、融点などを高めたり、強度を増加させる目的で利用されています。また、強度を増したり、錆びにくくする構造材料への添加材として、また発光ダイオードや電池、永久磁石などの電子・磁石材料として、さらには光触媒やニューガラスなどの機能性材料として用途は多岐に渡ります。レアメタルの応用分野では、自動車、航空機、デジタル家電、素材、産業機械などの様々な製品に使われており、現代社会では非常に重要な元素と言えます。

レアメタルの主な用途

レアメタルを利用している主な製品

製品主な鉱種
次世代自動車
(EV・PHV・HV)
ネオジム、ジスプロシウム(駆動用モーターの磁石)
リチウム、コバルト、ニッケル(バッテリーの正極材)
家電4品目
(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)
ネオジム、ジスプロシウム(エアコンのコンプレッサーやドラム式
洗濯機のモーター内の磁石)
PC
ネオジム、ジスプロシウム(HDDの磁石)
コバルト(2次電池)
電気・電子機器
全般
タンタル(基板のタンタルコンデンサー)
超硬工具
タングステン(超硬工具、刃先交換工具)
携帯電話
コバルト(2次電池)、タンタル(基板のコンデンサー)


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